※JR湯本駅前再開発により2025年3月31日閉館です。
以下は以前の入湯記録です。
三函にあった「東湯」が2007年10月31日に閉館、駅前に移転とのことで、「みゆきの湯」が2007年11月7日オープンしました。
共同浴場ではなく公衆浴場となっています。
源泉名「湯本温泉源泉」温度調整のため、加水あり。
高温(44度)、常温(41度)の2種の浴槽。
かけ湯はかすかに白濁しており温泉らしさを感じます。
<東湯公衆浴場>(2007年10月31日閉館→更地) いわき市常磐湯本町三函
常磐湯本財産区が所有する公衆浴場が2カ所(東湯、上の湯)ありましたが、
東湯は昭和38(1963)年に建設され、老朽化著しく、敷地が狭いことから改修が検討されていました。
東湯は閉鎖し更地となり、駅前にみゆきの湯が整備されました。
<存在していた時の入湯記>
湯舟につかると熱い、熱い、熱くて動けないです。
だれも水で埋めていないんだなぁ、これが!
しばらくしてご老人方が一気にいなくなり、入浴客は自分含めて2人。
中年のおじさん「老人がいると気つかって水だせないんだよな!」
「みんな出たから後は好きな温度に水出してしたらいいよ」
うほほぉ、水道の蛇口をひねる自由権を得たのでした。
エメラルドグリーンぽい色をしています。硫黄臭。
老人は加水なし、自分はかけ流しでなくても加水して入りたい。
ライオン湯口。カランの湯口も源泉。カランから出てくる源泉が卵臭でいい感じ。
シャワー、シャンプー、ドライヤーなんにもない。扇風機はあるが冷房はない。70円の掛け流しだもの。
「さはこの湯」のすぐ横にあるのに同じ源泉とはとうてい思えませんでした。
※令和10(2028)年度までに廃止予定です。
以下は以前の入湯記録です。
財産区所有の公衆浴場です。
「東湯」が閉鎖、駅前にみゆきの湯として移転したので、
昔ながらの共同浴場はここだけとなりました。
「上川地区集会所」の看板が2階に出ています。
上の湯は1階、右手が男湯、左手が女湯。
男、女の銭湯チックな照明があります。
上の湯の正面玄関は、集会所らしくいろいろと掲示が出ています。
「上の湯 常磐湯本財産区」暖簾がいい雰囲気。
暖簾をくぐり中へ入ると番台におじさんが座っています。
脱衣所に、鍵付きロッカーと脱衣棚があります。
脱衣所からサッシのドアをあけると内湯。
台形の湯舟で、湯口が上辺で長く、下辺が脱衣所側です。
カランは4つ、カランの湯も源泉です、顔を洗うと硫化水素臭で気持ちいい。
お湯は熱くて、湯舟内確認で倍速で動こうものなら熱い湯が体に突き刺される感じです。
動かず「じー」と湯につかります。慣れたところで低速で動きます。
成長しきれていない白い湯の花が舞っています。
以前の源泉の湯口は茶色の「あひる」、勢いよく激熱の湯が注がれています。
白の「鳩」は、蛇口をひねると水が出ます。(現在は普通の箱形の湯口となりました)
「さはこの湯」と同じ源泉なのかと感じるほどの雲泥の差を感じます。
いわき湯本温泉にあっては、鮮度の良い湯でした。
天然温泉スパロイヤル川口は、2025年2月24日に閉館し、
3月下旬に「極楽湯ロイヤル川口」としてオープンします。
以下は以前の入湯記録です。
「やまとの湯KAWAGUCHI BALI SPA」が2014年3月16日に閉店、スパロイヤル川口が2014年12月25日にオープンしました。
旧やまとの湯のグランドオープン前の、プレオープンの時の記録です。
玄関に源泉のオブジェがあります。
灰皿に似てて、たばこの吸い殻が。。。
灰皿かと思いましたがほんのりあたたかく、塩辛いので源泉が流されていました。
源泉名「川口やまと温泉→川口スパロイヤル温泉」ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性等張性温泉)
黒湯です。
掛け流し浴槽「加温循環、塩素」(循環ろ過なし)
露天風呂上下2段の湯船のうち、上段から下段へオーバーフローしていきます。
※数年前から近隣マンション工事の影響で温泉が出なくなり、2025年1月31日に閉店しました。
以下は営業していた時の記録です。
上部に手すりがついている煙突です。
レンガの玄関と、タイルで描かれた屋号「永楽湯」と風情があります。
傘ロッカーが左右手前に有り、下足箱は左右と中央にあります。
傘ロッカーの鍵は、さくら錠。
下足箱の鍵は、富士山が描かれている富士錠です。
<格天井>
左手女湯、右手男湯。自動ドアから入ると、番台。
脱衣所は天井高く、格天井。
天井も床も何度も塗ったであろうニスでテカテカに光っています。
マッサージチェア、ソファ、イスと、座る場所が多く用意されています。
ドライヤーは20円。
庭があり、喫煙スペースとなっているので、外に出られます。
石碑らしきものがり、文字が刻んであるのかどうか、痕跡が見えないのが残念。
浴室方面に向かって、石橋があるのも風情があります。
<源泉名>
源泉名「永楽湯−黒湯」ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉(アルカリ性
低張性 冷鉱泉)
「加水、加温、循環ろ過、塩素」
平成20年と平成30年の2つの分析書が掲示されていました。
成分総計2.057g(2.010g) 炭酸水素1190mg(1150mg) 有機物 記載なし(145mg)
平成30年2月14日の分析書には有機物の記載がありませんが、
平成20年の分析書と見比べると、150mgちょっとぐらいかと思います。
お湯張りの時に加湯しているのでしょうか、透明度は10cmほどです。
<黒湯浴槽>
黒湯浴槽は、深い湯と浅い湯に分かれており、
手前の小さな浴槽が浅く、奥の大きな浴槽が深くなっています。
大きい浴槽が浅いと思いこみ、こけそうになりました。
奥の浴槽は気泡風呂です。両浴槽は下でつながっています。
両浴槽には源泉の自在蛇口があります。
小さい浴槽の上部排湯口へオーバーフロー。
常連さんも両蛇口を開いて、うめていたので熱くありませんでした。
湯温計は44℃を示していました。
レトロで風情あり、源泉のスペックが素晴らしいのですが、
加水と掃除が不十分なのが残念です。