亀川は古い歴史を持つ海辺の温泉街です。
豊前や小倉への交通の玄関口として栄え、遠方からも多くの温泉客が訪れ、賑わいました。
〇 亀の甲広場 白亀塚
〇 亀川歴史回廊
〇 亀川筋湯温泉
〇 亀陽泉
〇 四の湯温泉
〇 浜田温泉
〇 浜田温泉資料館
〇 入江温泉
<白亀伝説>
亀川は、承和15(848)年に、地区内を流れる冷川で白い亀が捕獲され、朝廷に献上されたことに由来するといいます。
亀の甲広場に、「白亀塚」として石で造った甲羅が祀られています。
(説明板)
「白亀塚(はっきづか)
今から1150年以上前の承和15年(847)関の江海岸近くにある『寒(冷)川で白亀が捕獲され、これを第五四代仁明天皇(834年〜850年)に献上した。この白亀は、吉祥の亀であるので、嘉祥と改元せよとの勅令があった。』との記述が国史である続日本後記にある。この一件から、亀の甲が転化して亀川になったといわれている。なお冷川は、昔と同じように、清流が滔々と流れているが白亀が捕獲されたというニュースを最近みかけない。現在は白亀塚として亀の甲公園に石で造った甲羅が祀られ、往時を偲ばせている。【続日本後記】」
亀の甲羅を模した六角形の池には、橋を挟んで一対の狛亀が置かれています(平成23(2011)年7月奉納)。
広場の一画には「篠崎豊彦翁頌徳碑」があります。
篠崎豊彦氏(嘉永6年10月3日(1853年11月3日)〜昭和14(1939)年5月23日)は、元亀川町長、元衆議院議員です。
平成25(2013)年4月、東西自由通路に「亀川歴史回廊」が設置(別府市)されました。
掲示の古い案内図をみると天然砂湯近辺に限らず、温泉マークが多く見られます。
別府市亀川中央町(旧亀川町630番地辺り)では、民家とかあちこち自噴泉源(蕩邪泉(とうやせん))がありました。
「昔の浜田温泉場」 「2階に料亭があった浜田温泉」 「亀陽泉」 「四の湯温泉」
「亀川筋湯温泉」は掘っ立て小屋ですが、現存浴室では古いです。
共同浴場の中でも特に有名な所の一つなので、ターゲットにしました。
説明板「筋湯」には、英語の表記もありますが、国際化しているのかどうか?
(説明板)
「筋湯 すじゆ
「温泉が湯口から白く濁って出て来るのは、薬師様が入ったためである。だからその後で入ると病気が良くなる。」と伝えられ、リューマチや神経痛の治療によく利用されている。杖をついて入湯に来た人が、数日間湯治をして、杖を置いて帰ったという話をよく聞く。心つくしのお賽銭で入浴できます。」
<お賽銭>
入浴料はお賽銭で賽銭箱に入れます、ディープです。
薬師様が祀られ温泉神社の札がありました。
<浴室>
加水設備がないので、熱いです。
温泉の素性の掲示がないので、源泉名がわからず残念です。
2016年7月にリニューアルオープンできれいな温泉です。
源泉名「亀陽泉」。
250円、市民入浴券30回3000円、市民は安いですね。
入口には長文「四の湯温泉由来」が掲げれています。
景行天皇が入浴された時に、伊予の道後、摂津の有馬、紀伊の白浜に続く
第四の名湯であると言われたことから名付けられたと言い伝えられてます。
「四の湯」はこの辺りの小字名にもなっています。
九州温泉道の選定施設です。
浴室は半地下にあり、階段を降りたところにあります。
源泉名「四の湯温泉」(湧出地 別府市亀川四の湯町528番1)
飲用許可証と、飲用の温泉分析書の掲示があり、飲用のためのコップが置かれています。
浴用の分析書より、飲用の分析書のほうが新しかったです。
平成14(2002)年にリニューアルされた浜田温泉は、別府市営温泉初のバリアフリー設計となっています。
高齢者や障碍者が利用しやすいよう配慮されています。
源泉名「別府市温泉供給事業亀川線」 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 54.1℃ pH7.2
成分総計1.634g (H31.3.4)
緑がかった湯。影響をあたえる事項の掲示はすべて該当なし。浴槽へ水が投入されているので加水あり。
「亀川線」は、別府市ザボン園の下にある野田公民館分館の横の地獄田泉源等を泉源としています。
温泉カルテが掲示されていました。
別府八湯温泉品質保証協会が温泉利用施設の温泉に関する情報をまとめたのが「温泉カルテ」です。
温泉法で定める掲示事項、源泉と浴槽双方での温泉分析結果やその解説のほか、
入浴経験豊富な温泉Gメンによる「お湯の感覚評価」があります。
つるつる感や泡つき、珍しさなど温泉の持つ感覚的な特徴を記載しています。
〇浜田温泉資料館(国登録有形文化財) 別府市亀川浜田町3-21 0977-67-4448
旧浜田温泉が復元され、資料館として残されています。
平成18(2006)年8月3日に国の有形文化財に登録されています。
亀川駅にある亀川歴史回廊の写真説明では、2階は料亭です。
建て替えで古い建物は写真掲示だけとか、湯口だけ引き継ぎとかありますが、
まるまる復元して残っている温泉遺産に敬礼します。
半地下構造の鄙びた共同湯です。
かつてジモ専でしたが、現在は一般入浴可で開放されています。200円です。
源泉名など源泉の素性がわからる掲示がなく、気になりました。
緑がかった湯です。
後ほど調べたら、源泉名「別府市温泉供給事業亀川線」でした。
●競輪温泉 別府市亀川東町1-36別府競輪 0977-67-2626 HP
特に特徴ないようなのでパスしました。