6軒ある宿のうち、野地温泉ホテル以外の5軒が日本秘湯を守る会の会員宿です。
〇 野地温泉ホテル
〇 新野地温泉 相模屋旅館
〇 赤湯温泉 好山荘
〇 鷲倉温泉 高原旅館
〇 幕川温泉 水戸屋旅館
〇 幕川温泉 吉倉屋旅館
日帰り客多く、日帰り専用入口があります。
「剣の湯(男大浴場)」、「扇の湯(女大浴場)」「羽衣の湯(女露天風呂)」は男女固定です。
「千寿の湯(内湯)」「鬼面の湯(露天風呂)」、「天狗の湯(内湯・露天風呂)」は、3時間毎に男女入れ替えです。
また、季節によっても入浴時間が替わります。
「剣の湯」(大浴場)と「天狗の湯」(内湯・露天風呂)に入湯しました。
源泉名「野地温泉2号源泉」(蒸気造成泉 造湯量265L)
訪問時です。それまでは「野地温泉1号源泉」を使用していました。
1号も2号も、内容はほぼ同じかと思いますが、湧出地が土湯温泉町字野地1番地→土湯温泉町字鷲倉山1番地2。
源泉名「野地温泉、2号、3号、源泉混合泉」(蒸気造成泉 造湯量307L)」(HPに掲載の現在の使用源泉)
源泉温度が高いため、加水有り。
<剣の湯(男大浴場)>
千寿の湯の木造湯小屋と噴煙が見えます。
<鬼面の湯(露天風呂)>
女湯時間帯だったので、露天風呂はパンフレットを撮影。
<天狗の湯(内湯・露天風呂)>
長方形の内湯が、外の八角形の露天風呂へと繋がっています。
なかなか良いです。もう少し滞在すれば千寿の湯と鬼面の湯にも入れましたけれども、充分満足です。
<湯上がり休憩所 しゃくなげの間>
旅館内の廊下を進み、本館から別棟に進むと木造の男女別内風呂に到ります。
<内湯>
野天風呂入口の左手に内風呂があります。
内風呂の洗い場はカランがなくドカドカかけ流し。
当然お湯かと思ったら、水でした。
源泉名「新野地温泉」(湧出地:土湯温泉町鷲倉山1-5 造湯量113L)
「温度調整のため加水しております。」
<野天風呂>
内風呂から野天風呂は離れていて木道を進みます。
野天風呂は風情があり、木道とともに自然と一体化でダイナミックです。
噴煙が吹き上がる光景は圧巻、ちょっと先には野地温泉ホテルの噴煙も見えます。
野地温泉ホテルは「ホテル」という感じですが、こちらは旅館の風情です。
野天風呂に来るなり、湯口の蓋を開けて中を確認する方がいました。
他の方も気になったのか、同じく湯口の蓋を開けます。
自分も人がいなくなってから湯口の蓋を開けました。
※2021年2月13日の福島県沖地震で、築およそ50年の赤い屋根の建物が全壊し、2022年7月1日に建替再開しました。
内湯は新設ですが、露天風呂はそのまま残されています。
以下は建替前の全壊した施設の記録です。
赤湯「赤湯の三番の湯」と白湯「赤湯の白湯」の2源泉が楽しめます。両泉とも自然湧出泉です。
有名所なので、ネットに多数レポがあります。
<内湯と併設露天風呂(赤湯)> 湯小屋ごと建て替えられました。
<露天風呂(白湯)> 存続
鷲倉温泉は、標高1230mの福島県内で1番高いところにある温泉です。冬季は休業となります。
外観は、ホテルらしいたたずまいの宿です。
2本の異なる源泉の説明を、予習済ですが、じっくり受けます。ご自慢のようです。
・源泉名「鷲倉温泉(イ)」 単純硫黄泉(硫化水素型) 自然湧出 湧出量100L
・源泉名「鷲倉温泉露天風呂」 酸性-含鉄(U V)-アルミニウム-硫酸塩泉 自然湧出 湧出量65L
<大浴場/露天風呂>
玄関から右手に進んだ先に男女別大浴場と浴室内から外へ通ずる露天風呂があります。
大浴場は、脱衣所から浴室へのドアを開けると、湯口からの湯量に圧倒されました。
源泉名「鷲倉温泉(イ)」を使用しています。
この他、宿泊客用の家族風呂もあります。家族風呂といってもかなり広い露天風呂です。
<岩根の湯>
源泉名「鷲倉温泉露天風呂」を使用。
フロントから左手へ進み、更に屋外へと出た湯小屋「岩根の湯」に男女別露天風呂。
湯小屋に入ってすぐ右手に、飲泉所があります。飲んでみましたが、かなりすっぱいです。
男湯は岩風呂、女湯は檜風呂。「薬湯岩風呂」の木板があるので、岩風呂が古そうです。
天井はいい味を出しています。
湯舟内は、鉄分の酸化による、おどろおどろしく真っ赤になる前の色で、
掃除直後だったのかな?ラッキーなことに新鮮な湯にありつけられました。
県道30号から細い山道に入りクネクネ進むと3.8kmで幕川温泉の2軒の宿(水戸屋、吉倉屋)に着きます。
途中に落石が転がってる崖道を通過します。
水戸屋は「元湯」、吉倉屋は「元祖」を掲げています。
分析書によると、両宿で2源泉を共有しています。
水戸屋の受付で、本館1階の大浴場、2階の展望露天風呂、渓流沿いの露天風呂の丁寧な説明を受けます。
源泉は「幕川1号泉」(大浴場)と、「幕川5号泉」(展望露天風呂)を使用しています。
訪問時は大浴場に幕川5号泉、展望露天風呂に幕川2号泉を使用していました(現在は2号泉は使用されていません)。
<展望露天風呂>(混浴)
2階にある人気の展望露天風呂です。
樹齢800年の檜をくり抜いた湯舟です。
脱衣所は男女別ですが、混浴です。
女性専用タイム(16時〜20時)が設けられていますが、日帰り時間帯だと混浴です。
野地温泉ホテルや相模屋旅館ではほとんど感ずることのできなかった硫黄臭がします。
<大浴場>(男女別)
1階にある男女別の大浴場です。
大きな湯舟と、小さめの岩組湯舟、浴室の外に小さめの岩組露天風呂があります。
大きな湯船からザコザコお湯が溢れています。湯底の湯の花も金糸玉子状でお見事!
大浴場の端の小さな岩組の湯舟は、投湯量少なくお湯はぬるめ、鮮度はいまいちと感じます。
外には岩組の露天風呂があります。
<渓流露天風呂 さえりの湯>(混浴)
宿の裏の渓流沿いに渓流露天風呂「さえりの湯」(混浴)があります。
脱衣所は男女別ではなくひとつです。
すぐ横を流れる渓流を眺めながらの露天風呂は自然を満喫できます。
さえずりの湯の横に、幕川5号泉と思われる源泉施設があります。
噴気造成泉を造湯しているのでしょう。
吉倉屋旅館の露天風呂でも使用されています。
<プール>
飛び込みスタート台があるから、プールでしょう。
かつてはプールまであったようです。
<幕滝探勝遊歩道>
水戸屋旅館から幕滝まで向かう700mの「幕滝探勝遊歩道」があります。
2022年の積雪による木橋の崩落・損壊のため、第一橋のてんぷう橋から通行止めとなっており、再開は未定です。
水戸屋は「元湯」と書かれていますが、こちらは「元祖」と宿の壁に書かれています。
受付して、館内廊下を進みます。
<浴室入口手前>
「湯神 不動尊」が祀られています。水戸屋にも不動尊が祀られていました。
熊の剥製が置かれています。
<内湯>(男女別)
幕川1号源泉使用。単純温泉 自然湧出
木板の昭和27年12月17日の成分板掲示(昭和57年複製)があり、
分析依頼人は、吉倉屋館主古川一。
露天のほうが見た目インパクトあるのですが、
分析書では、露天は遊離硫化水素が多いですが、成分総計は内湯のほうが多いです。
消しゴムのカスのような湯花が乱舞しています。
男湯の内湯の外に、露天風呂に湯が張ってありましたが、使用されていません。
<露天風呂>(男女別)
幕川5号源泉使用。単純硫黄温泉(硫化水素型)
掘削自噴、噴気泉ですね。
木板の昭和54年8月25日の温泉分析掲示。
申請者氏名古川一(←吉倉屋館主ですね)。
脱衣所を出ると、露天風呂直結です。半分ほど屋根がかかっています。
熱いです。加水しました。