〇 大塩
・大塩温泉共同浴場
・季節限定露天風呂
・大塩天然炭酸水
〇 川口
・会津川口温泉玉縄の湯(閉館・解体)
〇 玉梨
・玉梨温泉 恵比寿屋
・玉梨温泉共同浴場
・八町温泉共同浴場
・せせらぎ荘
・玉梨とうふ茶屋
〇 滝沢
・滝沢温泉 民宿松の湯
・滝沢天然炭酸水
・滝沢温泉亀の屋/滝沢温泉共同浴場跡
〇 中川
・那珂川温泉 福祉センター ゆうゆう館
・お食事処 こぶし館
平成23(2011)年7月、新潟福島豪雨から3か月後の光景です。
只見川には橋脚等がゴロゴロ散乱していました。
只見線の鉄橋は、崩れ落ち無残な姿を呈しています。
国道にかかっていた二本木橋は流失しています。
〇只見川ダム災害 最高水位を示す碑
民宿たつみ荘の庭に、「只見川ダム災害 最高水位」(只見川ダム災害金山町被災者の会)の碑があります。
たつみ荘は床上浸水し、全壊判定を受けました。
多くのボランティアが支援に入りました。
【民宿たつみ荘】 blg 金山町大字大塩字休場3106-2 0241-56-4158
2006年に、雪の重みで休憩小屋の梁が傾き、建て替えられました。
さらに、被災で建て替えられ、2015年8月8日にオープンしました。
新施設も入浴済ですが、ミスって画像なし。
露天風呂が設置されました。
内湯は午後や冬は加温源泉投入ですが、露天風呂は加温なしです。
水害後と水害前
建て替え前の湯舟
源泉名「大塩温泉第4号泉」
総ヒ素0.315mg/kgなんで甘みが強調されているかというとそうでもない。
鏡石のマルナカが0.1mg/kgで(弘法不動の湯となって0.006)「すげ〜」と思ったけどその3倍以上。
コップ置いてありましたが怖くて飲めませんでした、舐めただけ。
ダイナミックな湯舟でした。
建替後の新しい分析書見ると、総ヒ素はかなり数値が下がっています。
被災後、湧出せず。
本名ダムの貯水量しだいでは復活もあるのかな。
湧出しないので、共同浴場建て替え時には源泉を回していたようではあります。
しかしながら共同浴場建て替え後は湧出しないので湯船が温泉で満たされることはないようです。
かつての露天風呂
〇河原の湯 金山町大字大塩字休場
一方で、只見川の水位が下がり、河原の湯が2011年9月に出現しています。
(空の露天風呂から、かなり下方です。)
水位次第で水没します。
以前は、とっても目立たない案内しかなく、岩で囲まれてそこが井戸とはよくわからない代物でした。
目立たないので、行くのにかなり迷うような炭酸泉井戸でした。
ぼこぼこアワアワ出しながら湧いています。
水面が低い時は、やかんで汲み上げますが、やかんが水面上で浮いてしまうので
ロープをぶん回してのやかんの投入角度が難しい。
ある時は、黒い妖精(アブ)が舞っていたので動きを止めると危なかった。
やかんのロープを全部延ばさないと届かない時もあれば、手が届く時もあります。
この地での温泉めぐりは、この炭酸水で水分補給します。
キャップを開けるたびにプシュッの音が気分良い。
家帰って湧かしてみたら泡がブクブク激しく出ます。
湧かして珈琲を飲んだ。炭酸の味はしなかった。
汲んできた炭酸泉は、しばらくほうっておくと茶褐色の沈殿が生じます。
早く飲まないと。
小屋がかけられ、看板なども設置され、存在がわかりやすくなりました。
国道252号線の小屋の両壁面に案内が描かれ、国道から曲がるポイントもわかりやすくなりました。
引水口が設置されていました(2018年8月に設置)。常時かけ捨てで、ドカドカ出ています。
水位は自然任せで、高い時も低い時もあり。
<整備前>
<整備後>
(説明板)
「大塩天然炭酸水の由来
古くから大塩の地獄沢に湧出するガス泉が、薬泉であると評判になっていました。明治十年、この天然炭酸水を白磁のビンに詰め、旧会津藩士が「太陽水」と命名し、会津はもとより近県の薬店に卸し、慢性胃腸病、糖尿病、便秘の妙薬として販売していました。
明治三十六年、日本の飲料の父と言われる倉島謙氏が岩代天然炭酸鉱泉株式会社を設立し、この場所に工場を建設しました。しかもヨーロッパ最大の天然炭酸鉱泉会社アポリネス社と提携を行い、ドイツ人技師二人を招き、ビン詰めにして出荷しました。商品名を「芸者印タンサンミネラルウォーター」としてドイツに輸出したと言われています。国内では「万歳炭酸水」の商標で銀座に直営店を設け販売しました。当時、交通が不便で輸送に経費がかかり過ぎ休業に至っています。
その後、何回か生産が計画されましたが実現されませんでした。そして平成十六年、この地の隣接地に製水工場が建設され、現在ボトリングをして販売しています。」
〇ハーベス会津事業所大塩工場 金山町大字大塩字上ノ山5298-3
「奥会津金山 天然炭酸の水」を製造している「ハーベス会津事業所大塩工場」(HP)が近くにあります。
滝沢には、「ハーベス会津事業所滝沢工場」があります。
源泉「奥会津天然炭酸水胃健冷鉱泉」
現在は、ハーベスが「奥会津金山 天然炭酸の水」を製造・販売していますが、
以前は、会津心水(株)が、平成16(2004)年から「aWa(アワ)心水(しんすい)」を製造・販売していました。
当時のサイトには、泉質は単純二酸化炭素冷鉱泉(炭酸ガス含有量:1000mg以上/L)
明治10年に旧会津藩士が「太陽水」と命名、白磁の瓶に詰めて薬店で販売しました。
明治36年には国内では「万歳炭酸水」、海外では「芸者印タンサン・ミネラルウォーター」として
ドイツ、イギリスを始めとするヨーロッパ諸国に輸出されていました。
ウィキペディアでは、2011年の豪雨被災により閉鎖とありますが、
2012(平成24)年10月に温泉ポンプ不調で休業しました。その後、解体されました。
ポンプの故障か、湯が出なくなったのかは不詳です。
金山町ではお湯の性格が上品で気にいり、閉鎖されるまで4回行きました。
初湯時(2006年4月)の印象です。
源泉名「玉縄の湯」
湯はアサリ汁かシジミ汁、あるいはスポーツドリンクを思わせるわずかに白みを帯び、
見た目は青く深みがあります。
ちょいぬるめ、やわらかい湯で、飲んでみるとおいしい。
化粧水にもうってつけの湯。
アワアワシュワシュワプチプチ〜、体中が泡に包まれます。
湯面は小さな泡がぴちぴちとはじけています。
アワアワシュワシュワプチプチ〜の正体は、分析書見ると二酸化炭素でしょう。
近辺は、鉄味強烈な湯が大勢の中、これらとは異質な独特な湯はなんとも優しい。
アワアワに身体を包まれ、軽やかな気分となります。
私たちの一員は、地元の方から新しく赴任した学校の先生と間違えられました。
お互い顔見知りの方々の利用がほとんどで、知らない人は、4月に赴任してきた学校の先生が相場のようです。
ご親切にいろいろと教えていただく。
維持するのに電気代がかさみ、モーターの電気代が月に十数万円で大赤字だそうです。
そのため、利用日、利用時間が超限定されていました。
<解体後>(2018年11月の状況)
かつての看板が打ち捨てられています。
見覚えのある先が切られた2本の木の先に湯小屋は存在しません。
建物の上屋が解体撤去され、土台だけが残っています。
無用の長物となった湯口のパイプが懐かしい。
「日本秘湯を守る会」の宿、金山町にあっては最高ランクの宿(金山町にあっては、、)
若旦那さん、若女将さんとも、一生懸命がんばっておられます。
お湯に対する真摯な姿勢が伺えます。
酒屋では、ばあちゃんが 「ゆづる君がんばってるよ」
みなさん、家族ぐるみです。
川の水量が減る頃、中州を掘ると天然露天風呂になるそうですが、気力出ません。
恵比寿屋旅館の川向いにある共同浴場です。
掲示はないので知らなければ行けないでしょう。
入り口は1カ所。左手が男湯、右手が女湯。脱衣所も男女別。
源泉名「玉梨温泉町営源泉」
恵比寿屋旅館も使用している源泉。
八町共同浴場へもブレンドとして引湯されています。
小さい湯舟にこんなに源泉投入しないでよと思います、だから熱い、熱い。
暖まりすぎるぐらい暖まります。
<湧水>
玉梨温泉共同湯の近くに「湧水」があります。
ペットボトル使い果たしたので、胃袋にちょいと溜めました。
対向車が来たので車を移動したのに、車から降りてきて、
「沸かして飲んでね」
内心「やべ〜、そのまま飲んじまったぁ!」
他の湧水スポットも教えていただきました。
恵比寿屋に泊まったことを伝えると
「じゃあ大丈夫だね」
なんで?恵比寿屋の湯で胃腸が整えられるってことかな。
親切な方でした。
2009年4月に改装されており、その前の記録です。
恵比寿屋旅館のすぐ隣にある共同浴場。
野尻川にかかる橋からも確認できます。
国道沿いの床屋の横の階段を降りて共同湯の入り口にたどり着きます。
源泉名「八町温泉亀の湯」と源泉名「玉梨温泉」のブレンドです。
2本の源泉のブレンドなので、湯口は2つあります。
亀の湯は、遊離炭酸が多いのが特徴で、飲泉はまずい、でも胃腸にいいようです。
とても熱くて入れなかったので、バケツで加水してようやく湯舟に身体を沈めました。
脱衣所は男スペースと女スペースがありますが、仕切等はありません。
湯舟もひとつで混浴となっています。
恵比寿屋にお泊まりした時は、夜と朝の2回入湯。
夜に入湯した際には、掃除当番の方のご好意で掃除中ですが入れていただく。
そして、掃除のお手伝い。
掃除の仕方があまりにも豪快なもんで大いに驚きました。
驚いたけど、同じことして手伝いました。
<リニュー&亀の湯掘り直し後>
湯小屋は以前の外観とほぼ同じにリニューされています。
亀の湯は掘りなおして左の出湯量は以前と同量程度にしっかり。
湯口が見た目岩組になりましたが、2源泉使用は変わらず。
入口手前に源泉垂れ流しの蛇口ができています。
野尻川左岸上流から、「旅館玉梨」(閉館から再開)「せせらぎ荘」「玉梨温泉共同浴場」と、並んでいます。
町営源泉を使用。
一番奥の旅館玉梨は2015年に閉館していますが、大黒天ののぼりが掲げられ、生活もされているので、
廃墟ではなく、現在も生きている温泉旅館の印象を受けます。
(旅館玉梨は2024年に金山旅館としてオープンし、せせらぎ荘の指定管理者が運営しています。)
せせらぎ荘は、改築で日帰り施設となり、2016年9月25日オープン。
炭酸泉(大黒湯)を復活させ、2源泉使用しています。
「町営源泉」かけ流し
平成30年分析の最新の分析書が掲示されています。
「大黒湯」かけ流し
平成25年の分析書では、泉温36.8℃とありますが、現在は、分析書より泉温があがっているとの掲示があり、
自分が入湯時(2018年11月)は、浴槽内40.2℃でした。
はしご湯のすすめでは、2017年8月入湯で40.3℃。最近入湯した方々の記録を見ると、コンスタントに40℃でています。
源泉は浴槽側面から浴槽内へ直注入されていて、鮮度良い湯です。
造られた炭酸泉の風呂より湯温が高いのに、アワアワ多く、体中すぐに真っ白になります。
高濃度炭酸泉の定番の塩素臭なし、適温の天然炭酸泉すごいな!
飲んで味見できないのが少々残念です。
隣の湯舟の町営源泉より鉄イオンがはるかに多いです。
家に帰ったら、タオルが茶色に変色していました。
無色透明の湯を洗面器にすくって放置し、色の変化を見たかったけど、
入浴者多かったのでやめておきました、残念。
浴室内撮影禁止の掲示があったので(最近掲示された模様)浴室内画像なし。
というか、カメラ不調で、撮った画像が全部パー、無念。
<いい湯だあ!(椎名誠さんの石碑)>
入口左に椎名誠さんの石碑があります。
「いい湯だあ!あひるのうたがきこえてくるよ ロケ記念
11.10/1993」
沼沢湖畔にも「あひるのうたが〜」あります。
○椎名誠さんと金山町
椎名誠監督「あひるのうたがきこえてくるよ。」(1993年)が金山町で撮影されたことがきっかけとなり、
椎名誠さんと金山町の人々との交流が始まりました。
「浮き玉三角ベースボール」は椎名誠氏が発案したスポーツです。
「奥会津オロチ団」という名門浮き球チームがありました。
<椎名誠写真館>(閉館) 金山町大字沼沢字荒浜2832
沼沢湖畔に平成17(2005)年にオープンしましたが、閉館しています。
つるの湯などで売っているブドウジュースをここでも売っていました。
受付のおじさんが正直でひょうきんでした。
「ぶどうジュースおいしいですか?」
「おいしいよ」
「飲んだことあるの?」
「ないよ!ははは。。昔はここでも山ぶどう採れたんだけどね」
ありし日の写真館
5000〜5500年前、沼沢火山の噴火による火口湖です。
金山町の面積の10分の1を占めます。
平均深度56.74m、最深部は96mと福島県内一(全国9位)の深さを誇ります。
なみなみと水を貯えている印象受けないので、そんなに深いとはちょいと愕きます。
豆腐屋ですが、観光地のひとつ的存在です。おからドーナツが有名です。
店内の生け簀には、豆腐が所狭しと泳いでいます。
<温泉混入地下水>
豆腐の製造には仕込み水必要ですが、仕込み水が温泉ではダメですね。贅沢な悩みです。
「お客様へ
こちらの地下水は、岩盤の割れ目から温泉が湧き出ましたので、
水をお飲みの方又は、お持ち帰りの方は、お店玄関の石舟の百年水を、
お持ち帰り下さいませ。 店主」
「百年前のブナからの贈りもの 奥会津百年水
雪国奥会津に二メートルも降り積もる真っ白な雪と標高千百メートルのブナ林。
高森山から百年もかけてこのとうふ茶屋までたどり着くといわれるこの地下水は、
清涼感を一層引き立てる夏のおいしさです。」
最近の景観(2018年11月)
過去には、駐車桶(OK)とか、色々なオブジェがありましたが、パワーダウンしている感あり。
〇【閉店】玉梨とうふ茶屋 那須食べ処 那須町高久甲5281-1
那須の広谷地交差点近くに、かつて出店していましたが、那須ガーデンアウトレットへ移転し、そちらも閉店です。
現在は、本店だけの営業でしょう。
小栗山温泉は、民宿文伍だけ。
民宿は廃業しています。
日帰り入浴のみ受付していましたが2021年8月に閉館しました。
本名ダムは、只見川に建設された東北電力の発電専用のダムです。
本名橋(旧国道252号)から東北電力本名発電所(左岸) ダム下流 ダム上流
【湯倉】
○湯倉温泉共同浴場 金山町本名字上ノ坪1944-2
2014年12月 1日 建て替え、新築オープン。混浴→男女別。
2017年11月 2日 ポンプ故障・新井戸掘削まで休業。
2018年10月17日 新井戸掘削完了、営業再開。 協力金200円→300円
2011年、被災後です。排湯の析出物の黄褐色のドームが流失していました。
時間が経てば、また成長することでしょう(実際、成長しています)。
被災前
源泉名「鶴の湯」。
排湯の析出物の黄褐色の溶岩ドームみたいなオブジェが見事でした。
<湯倉温泉共同浴場営業再開>
2017年11月2日から休業していましたが、2018(平成30)年10月17日から営業再開しています。
新井戸掘削で新源泉を使用。協力金は200円→300円。
平成30年6月29日の分析書が掲示されています。
湧出地 本名字上ノ坪1890番4
休憩所にあった昔の湯倉温泉の写真、すごいね。
湯口には湯量調整の木板があり、加水禁止で湯量の調整で温度調整です。
余り湯は、どかどか只見川へ捨てられています。
地元の方から、これまで閉鎖していたのに、再開してるの
よくわかったねと聞かれたので、金山町が再開のお知らせを出しているというと、
なるほどと、みなさん、北海道や九州とか、とっても遠方から来るそうです。
○湯倉温泉 鶴亀荘 金山町大字本名字上ノ坪1942 0241-54-2724
以前は日帰り入浴に対応していましたが、現在は日帰り入浴には対応していません。
○滝沢温泉 民宿松の湯 金山町大字滝沢字細田1455 0241-56-4970 13:00-18:00 100円
本業は石材屋で、それ以外にも幅広く手がけています。
「鳶一石材」「松の湯製缶」「民宿松の湯」
立ち寄り入湯料が100円というのは驚きです。
源泉名「松の湯」。平成2年7月に掘り当てています。
高張泉で、赤岩荘なみの怪しい成分てんこ盛りです。
加水あり。
湯量豊富、浴槽からの溢れ出しも凄い量です。
湯口の湯は酸化し茶褐色に変化するヒマも与えられずオーバーフローしていきます。
緑がかった笹濁りの鉄味の湯。
源泉は浴室のすぐ横です。
「ゴボッゴボッ」「ガゴッガゴッ」「ドカンドカン」
源泉井戸から湯が噴き出し、まさに「噴泉塔」です。
すごいオブジェを見ました。
民宿松の湯には、かつて、名物の金鍋をくわえるワンちゃんがいました。
ワンちゃんにとっては「遊んでよ〜」の関心を引くための主張です。
でも、小さな子には、不気味で、それはそれは恐ろしい光景。
恐怖におののきパパの後ろに隠れている子がいました。
ハーベス滝沢工場の正面に、滝沢天然炭酸水が湧出しています。
昔は、女郎清水と呼ばれていたようです。
大塩は井戸ですが、こちらは炭酸水の湧水で、ちょっと驚き。
大塩ほどではないと感じますが、飲むと口の中でシュワシュワ〜。
<ハーベス会津事業所滝沢工場> 金山町大字滝沢字中深堀1861-1
<滝沢八景>
滝沢地区には滝沢八景とし江戸時代に詠まれたと思われる歌が現在に伝えられています。
〇滝沢温泉亀の屋/滝沢温泉共同浴場跡 更地 金山町滝沢高岩上
滝沢天然炭酸水の隣に「滝沢温泉亀の屋」(2001年閉館)「滝沢温泉共同浴場」(2004年閉館)の跡地があります。
両屋とも解体され更地となっています。
昔はこの近辺の下に舟渡しがあったようです。
takeさんが金山町長にかけあって、金山町老人福祉センターの湯を日帰り利用にも開放したもの。
現在は社協が運営。takeさんに感謝です。
2011(平成23)年7月新潟福島豪雨災害では、災害ボランティアセンターがここにありました。
災害ボラセンは8月29日に閉所しています。
温泉は、震災支援の無料対応(せせらぎ荘も無料)が長期間続いていました。
源泉名「中川温泉」。
加水用にホースがありますが、湯舟内が熱くなりすぎないように
湯口金気臭の源泉を筧で半分ほど捨てていました。ホースで加水しなければ完全かけ流し。
入浴されていた方が、筧をはずされました。
自分的にはちょうどよい湯温が、湯口から全量投入で、じわじわ熱湯攻めにあいました。
2014(平成26)年10月21日にリニューアルオープンしており、浴室は綺麗になっていますが基本同じつくりです。
煮込みカツ丼、ソースカツ丼とあります。
福島だとソースカツ丼が定番ですが、あえて煮込みカツ丼を食べる。
金山・三島の観光マップには「椎名誠さんいわく日本一のカツ丼」と記載。
『カツドンは、「おお!」とのけぞり、
しばし窓の向こうの流れる雲を見つめるほどうまい。』(新聞記事引用)
「おお!」やっときたかと前のめり、しばし窓の向こうの体育館や、ゆうゆう館を
うつろに見つめるほどふつう、だった。
これだけ椎名誠さんから持ち上げられたら、カツ丼はもっと旨くなってもいいのにと思うのだが。
この町にはファミレスもハンバーガーショップもコンビニもない。
でもこぶし館がある。