ほっと湯WEB【福島】
 
 飯坂温泉

  〇 日本最初のラジウム発見の地
  〇 大鳥城跡医王寺
  〇 鯖湖湯
    ・芭蕉と曽良入浴の地
    ・与謝野晶子歌碑/正岡子規歌碑
  〇 ほりえや旅館
  〇 仙気の湯
  〇 導専の湯
  〇 切湯(閉館)
  〇 波来湯
  〇 八幡湯
  〇 十綱湯
  〇 大門の湯
  〇 天王寺穴原湯
  〇 足湯・手湯
  〇 くつろぎの宿 はなたき


○東大教授 眞鍋嘉一郎氏 日本最初のラジウム発見の地 福島市飯坂町十綱下

 飯坂温泉駅前広場、十網橋の手前に、「日本最初のラジウム発見の地」と記された、ラジウム玉子の像が建てられています。

 1898年のキュリー夫妻によるラジウム発見後、明治43(1910)年の秋、東京帝国大学医学生、真鍋嘉一郎氏により、
 飯坂温泉のラジウム含有量が測定されます。
 日本で初めてラジウム泉を、ここ飯坂で発見したことを記念するものです。
 飯坂温泉では、温泉卵をラジウム玉子と呼んでいます。

  

<飯坂温泉観光協会> 福島市飯坂町十綱町3 024-542-4241

 飯坂温泉共同浴場の湯めぐりには、か所数が多いので、小銭が不要となる
 「湯めぐりきっぷ(飯坂温泉 土湯温泉 高湯温泉 岳温泉)」が便利です。
 1組(15枚)1,350円。入浴料が1割引となります(販売終了)。
 「飯坂温泉 湯めぐり手形」1000円で共同湯3か所入浴可です(2026年1月販売終了)。

     

  温泉の由来 温泉の由来


<佐藤兄弟>

 〇 大鳥城跡
 〇 医王寺


鯖湖湯 福島市飯坂町湯沢32-イ

芭蕉と曽良入浴の地>の碑

 芭蕉と曽良は、元禄2(1689)年、鯖湖湯に入浴しています(この説が現在では有力)。

  

与謝野晶子/正岡子規 歌碑>

  

「わが浸る 寒水石の湯槽にも 月のさし入る 飯阪の里 与謝野晶子」

 与謝野鉄幹晶子夫妻は、明治44(1911)年8月7日、佐藤春夫、水上滝太郎、万造寺斉、江南文三らと
 飯坂温泉を訪れ、「角屋」(現:ホテル聚楽)に泊まっています。

 歌集「青海波」の「岩代に遊びて」には6首が収められています。
  飯阪のはりがね橋にしづくしる吾妻の山の水いろの風
  吾妻山うすく煙りて水色す摺上川の白きあなたに
  わが浸る寒水石の湯槽にも月のさし入る飯阪の里
  山の湯にわが円肩のうつれるをしろき月夜と思ひけるかな
  山の湯に浸りて何を思へるやなほ美くしき恋を思へる
  煤びたる太き柱に吊りわたす蚊帳に入りくる水の音かな
  (「青海波」 与謝野晶子 有朋館 明45.1)

「夕立や 人声こもる 温泉のけむり 正岡子規」

  明治26(1893)年7月25日〜27日、正岡子規は飯坂温泉を訪れています。
  25日夕方に鯖湖湯に入浴した時の歌です。
  (「はて知らずの記」 正岡子規)

<鯖湖湯>

 源泉名「湯沢分湯槽」。
 「内部写真です。見学のみ 撮影はご遠慮下さい」とあったので、内部写真を撮影。

    

    

    

【鯖湖湯と同源泉を使用する宿】
ほりえや旅館 福島市飯坂町字湯沢21 024-542-2702 10:00-15:30 8:30-20:00 500円

 明治15(1882)年築の木造3階建て旅館が現役で使用され、雰囲気良いです。
 これだけ古いと、鄙び系・朽ち果て系で、そこに温泉があるB級モード必定ですが、きれいです。
 女将さんはとても丁寧な対応です。

    

 掃除も行き届いて廊下は光っています。
 公安委員会の料理屋営業許可証が板!、いつの時代なのか古いです。
 飾られていた人形も古く、夜中に動き出しそうで不気味(失礼)です。

     

   

<浴室>
 浴室(大)と浴室(小)があります。浴室(大)でも、大きくありません。
 浴室(小)に入浴しました。
 源泉名「湯沢分湯槽」。鯖湖湯と同源泉を使用です。
 熱いです。加水は客任せです。
 加水せず、かき混ぜ棒でグルングルンすると、適温よりちょいと熱めぐらいになりました。
 湯舟に身を沈めるとザザ〜とあふれます。
 湯口の上にはカエルが2匹、横にもう1匹。たらいもありました。
 混んでいる鯖湖湯よりのんびりできました。

     

     

<果物販売機>

 ほりえや旅館の横の坂をあがると、果物販売機で、りんごを大玉が200円、小玉が100円で販売していました。
 小玉1袋(6個)を100円で購入。
 Googleストリートビューで確認したら、販売機は残っているものの、現在は稼働していません。

     


仙気の湯 福島市飯坂町湯野愛宕前35

 源泉名「若竹分湯槽」。
 リニューアル前です。
 リニューアル後は、熱い湯と温い湯の2つの浴槽が設けられています。

    

    

    


導専の湯 福島市飯坂町湯野導専16

 源泉名「若竹分湯槽」。
 リニューアル前です。
 リニューアル後は、熱い湯と温い湯の2つの浴槽が設けられています。

     


○【閉館】切湯 福島市飯坂町湯野切湯ノ上5

 切湯は2024年11月14日をもって閉館です。
 以下は営業していた時の記録です。
 源泉名「波来湯分湯槽」。

     

     

     


波来湯 福島市飯坂町十綱町30 024-542-5223(共同浴場問合せダイヤル) 300円

 財産区から福島市へ移管され、2011年元旦にオープンしました。
 入湯規制していたほど激混で、ゆっくりできず早々に退散しました。
 源泉名「波来湯分湯槽」。

    

    


八幡湯 福島市飯坂町馬場20-1

 源泉名「八幡の湯」。

    

    


十綱湯 福島市飯坂町下川原36-7

 源泉名「5源泉混合」。

     


大門の湯 福島市飯坂町大門1

 源泉名「5源泉混合」(大門分湯槽)。

     

     

<大門温泉動力室> 福島市飯坂町大門22

 湯煙をあげている源泉施設です。
 空気圧縮機で空気を送り込み、その圧力で地下100〜140mほどから源泉を揚湯しています。
 老朽化が厳しいようです。

    


天王寺穴原湯 福島市飯坂町湯野湯尻25-5

 穴原地区の共同浴場「天王寺穴原湯」です。
 源泉名「富士屋源泉」。熱いです。

     

     


○飯坂温泉の源泉施設に関してー飯坂町と福島市の合併時ー

 飯坂町財産区では温泉供給施設の老朽化の対応が資金的に厳しく、
 共同湯4つを廃止し市に移管という構想でした(実際には廃止されず、市に移管)。

 飯坂町と福島市の合併にあたって、飯坂町財産区が設けられたのですが、
 合併によって飯坂町に入っていた入湯税は福島市の収入となります。

 国会で飯坂温泉の入湯税がとりあげれています。
 「飯坂町財産区では、旅館への温泉供給と共同浴場の経営を行っているが、
 入湯税は、財産区の事業によって発生したものであるにもかかわらず、
 入湯税の目的である温泉の保護管理は財産区が行っているにもかかわらず、
 その果実ともいうべき入湯税は、市の収入となっている。
 入湯税を本来の目的である温泉の保護管理に使えないのはおかしいのではないか」との質問に、
 総務省自治税務局長は、
 「財産区において実施している事業が入湯税を充当することができる事業である場合には、
 市町村から財産区に対して入湯税を充当することは可能であると考える。」と答弁しています。

 合併時に町有財産を福島市に移管していたら、あるいは財産区に入湯税を配分していたら
 源泉施設への設備投資が行われ、状況はまた変わっていたのかもしれません。

 でも福島市の入湯税を調べると、1億5千万ちょっとで予想外に少ない。
 温泉使用料の激減や、払えない旅館が増えたりしたことが要因でしょう。
 
<廃止予定だった共同湯4か所>
 切湯   廃止されず残るも、2024年11月14日をもって閉館。
 仙気湯  2010年8月27日  リニューアルオープン
 導専の湯 2010年12月28日 リュニーアルオープン
 波来湯  2011年1月1日  リニューアルオープン 
      リニューアルした共同浴場は「熱め」「ぬる湯」の2槽を設けています。


足湯・手湯】

〇波来湯公園 足湯・手湯 福島市飯坂町十綱町30

 波来湯に隣接する波来湯公園は、古い波来湯の浴舎があった場所です。
 入口側に「手湯」、お堂の側に「足湯」が設置されています。

  

〇あ〜しあわせの湯(足合わせの湯) 福島市飯坂町湯沢22

 足湯はなくなり休憩所となっていましたが、足湯として再開しています。

    

〇ちゃんこちゃんこの湯 福島市飯坂町湯野字切湯ノ上12

 「ちゃんこちゃんこ」とは、この地方の方言で「石段」を意味しています。

    

旧堀切邸 手湯・足湯 福島市飯坂町滝ノ町16 024-542-8188 HP

 車いす対応可のユニバーサル足湯があります。平成22(2010)年5月にオープンしました。
 旧堀切邸は入館無料で、足湯・手湯を利用できます。
 利用源泉は「公民館分湯槽」です。

     

    

〇餃子の照井 足湯 福島市飯坂町錦町1-21 024-542-4447

 餃子の照井の店前に足湯があります。

   

 令和3(2021)年に、ヒノキ造りから石造りに改装されています。
 以下は改装前のヒノキ造りの足湯です。
 源泉名「若竹分湯槽」

    


〇くつろぎの宿 はなたき 福島市飯坂町湯野字上川原1-12 024-542-3326

 摺上川沿いにある「くつろぎの宿 はなたき」です。

    

<檜大浴場>

 循環湯です。

     

<檜露天桶風呂>

 露天風呂は円形で檜の浴槽です。
 循環湯です。

    


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